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ウザいと微笑ましいは紙一重。 

何で書いたかって?

へへっ

と、
言う訳で
下記、31のネタばれ的オマケ。

はは、ワロス。
 今日はよく晴れていた。
 そんな昼下がり。本来なら、青空が広がっているはずの空は夜の闇とは異質な、蒼い闇に包まれている。
 この街に、昼はない。
 その街の一角、敷き詰められた焦げちゃ色のタイルの道路に座り込んだ、女の子が一人。歳は五歳に満たないだろう。柔らかく真っ直ぐな、濡れ烏とでも言うべき綺麗な黒髪をおかっぱ切りにしている。同じく黒い瞳は真剣な面持ちで地面を見下ろしていた。
 その手には、角の尖った小石が一つ握られていた。
 カリカリと、小石の尖った面を焦げちゃ色のタイルに当てて、白い傷をつける。タイルに刻まれた白い線は少しだけ歪んでいるが、十分綺麗な、五十ニエル硬貨くらいの大きさの円を描いた。
 同じ要領で、同じような大きさの円をもう一つ描き、出来に満足したのか手に持っていた小石を転がす。
 タイルの地面に写実的とは程遠いが、よほど心の狭い者でない限り「はは、ワロス By筆者」とは言わない出来の、猫の顔が描かれている。
 女の子がさらに動体を付け足そうと小石を拾った時、パタリとドアが開く音がした。
「あー!」
 わかりやすい非難の声に、真剣故無表情だった女の子の顔が見るからに不機嫌にかわる。
 そして、非難の声を浴びせたのは、女の子と同い年と思える男の子である。少し跳ね癖のある黒髪は、男の子にしてはちょっと長い。女の子と同じ、黒い大きな瞳は女の子が持っている小石を見ている。
 瞳の色と髪の色、顔立ちも二人はとてもよく似ていた。
「みちにお絵かきしちゃいけないって、ゆにせんせーがいってたよ!」
 と、男の子。
「お水かければきえるっておかーさんがいってたもん!」
 と、女の子。
「まだおかーさんのいうこときいてるだー、だっせぇ」
「おかーさんのいうことはちゃんとききなさいって、ふろーれるおねーちゃんがいってたよ!」
「おかーさんのいうことばっかり聞いてると、ロクなおとなにならないぞ! って、かーくおじちゃんがいってたよ!」
「オトコとオンナのいけんがたいりつしたら、だいたいオンナがただしいってみりおばちゃんがいってたよ!」
 ちなみに、カークとミリは夫婦である。
「……たいりつってなぁに?」
「……わかんない」
 暫し、たいりつの意味を考える二人。
 その横を微笑ましそうに目を細めて、食糧が詰まった買い物袋をもったミリが通り過ぎたが、二人は気付いていない。
「みちにお絵かきしちゃいけないんだよ!」
「もうかいちゃったからいいんだよ!」
「あー! いけないんだーいけないんだー!」
「でも、うぉるばおねーちゃんもみちにお絵かきしてたよー!」
「うぉるばおねーちゃん、そのあとおこられてたよ!」
「うそだー、だれに?」
「…………。……ゆにせんせーだよ!」
「うそだ! すぐこたえられなかった!」
「うそじゃないよ! ほんとだよ!」
「うそつきはユーレイのいるところにつれてかれちゃうんだよ!」
「ユーレイ? うそだ、そんなのいないよ!」
 連れて行かれることについて、なんの反論もしない男の子。
「うそじゃないもん! ゆにせんせーがいってたよ!」
「うそつき! ユーレイなんていないよ! ユーレイのいるところにつれていかれちゃえ!」
「えぇ……やだよぅ」
「はは! ざまぁ!」
「でも、それだといっしょにつれてかれちゃうよぅ」
「えぇ……やだよぉ」
「どうしよう……」
「どうしよう……」
 顔を見合す二人。
 その時、がたんっ! と頭上で音がした。
「「わぉぁあああああああああああああっ!?」」
 驚いて後ろを振り返る男の子と女の子。
「二人とも、ご飯食べちゃうわよ? 早く入りなさい」
 長い黒髪をつむじのところで束ねた母親が、開いたキッチンの窓から顔を出す。
「「はぁい」」
 とたとたと、ドアのところまで走っていく。
「おかーさん、ユーレイっているのー?」
 と、女の子。
「おかーさん、ユーレイなんかいないよねー?」
 と、男の子。
「ユーレイ? あはは、どうかしら」
 と、おかーさん。
「いるのー?」
「いないのー?」
「いるかもしれないし、いないかもしれないわねー」
「「ねぇ、どっちー?」」
「あ、手を洗ってきなさいね」
「「はーい」」





山無し落ち無し意味無し。
でも
こういうのが描いてて一番楽しかったりする。

男の子と女の子が、31のうち誰なのかは断言はしません。
まぁ、分かると思うけどね

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